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ドラマ『君が光をくれた』

  !ネタバレ注意!

生きる意味を失ってしまった少女・深雪が、犬の世話をすることで生きる希望を見いだしていく。
最初は食事をあげても食べてくれない。
犬も、飼い主から虐待を受けていた辛い過去を持っていた。
それでも根気強く、食べてくれるのを見守る。
自分の命さえ捨ててしまおうとしていたのに、なぜだろうと思ったけど……。
それは、自分を頼ってくれる相手が必要だったんだな。
犬と関わり合うことで活力が生まれてくる。

そんな深雪は、犬にラブという名前をつけた。
次第に心の距離が縮まっていき通じ合っていく……。
だけど、深雪はラブとの別れを決意する。
ラブも自分も、新しい未来へ旅立たなければならない。
すごく辛いはずなのに……、ラブにも別れを強要するために訓練をする。
ラブもえらいな。
別れてから月日が経ち、ふと街の中で出会った時、ラブは新しい飼い主さんと散歩をしていた。
ラブは深雪に駆け寄ったりしない。
でも、すれ違ってから、振り返って愛おしそうな眼差しを向けるラブが健気で愛らしい。
飛びつきたい気持ちを抑えてくれているんだな。
なんて、深い想いなんだろう。
ずっと頑張り続けられる。

自分が相手を世話していて活かしてあげているんだと思ったら、実は、自分も相手に活かされていたんだね。
生きる一つの意味を与えてくれている。



2006年12月4日(月)23:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | どらま | 管理


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