日の当たるところ
 
ちょっと暖まっていきませんか。
 



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みーのいない部屋

いずれこういう日がくるだろうってことは、覚悟してたからそんなに辛くないかな。
死に目にあってしまうともっと辛いと思う。
みーがいなくても、前と変わらない一日が過ぎた。
けれど仕事から帰ってくると違ってた。
出迎えてくれるみーの姿がない。それはおおかた、ごはんをねだっているのだけど、それでもうれしかった。
ソファーに座っているとあるはずの、膝の上のみーの重さがない。
おいらが動く度にどこでもついてきた。
風呂に入る時も、振り返ればみーがいた。
爪研ぎの音や、うるさく感じていたトイレの砂を掻く音がなくて寂しさを感じる。
やっぱり帰ってきてほしい。
もっとおいらを困らせてよ。

行くのやめておけばよかった。
山で人が降りて来るのを待っていれば。
何でもっとしっかり抱いていなかったのか。
思い切って斜面を降りていたら。
悔やみ始めたらキリがなかったけど、そんなことは何にもならなかった。



2007年5月7日(月)22:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | みーちゃん | 管理


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